2010年10月04日
家の中をキレイに保つための換気
こんにちは!
昼のミートソースをワイシャツにつけてしまった河野暁史です。
家に帰ったらすぐに洗濯したいですよね。
だけど、雨が降っているので、室内干しだと部屋に湿気もこもるし・・・
今日のお話は家の中を快適に保つための換気についてお話をします。
建築基準法では、24時間換気システムで必要な換気量は2時間に1回家中の空気が入れ替わる換気量を確保しなければならないと定められています。
24時間換気システムとは、住宅の建材に室内の空気をファンなどの機械を使って、計画的に入れ替え、常に新鮮な空気を維持するためのシステムです。
住宅の高気密化や使用建材に含まれる化学物質の発生にともない、シックハウス症候群の増加が問題になりました。
そこで、2003年に建築基準法が改正され、24時間換気システムを設置することが義務づけられました。
一般的に24時間換気システムの方式には↓図の3種類の方法があります。
第1種換気
給気と排気の両方にファンを使って、強制的に換気するタイプです。
単純に、小型の壁掛けファンを使った分散型のものから、給気と排気は1か所で行い、ダクトを伸ばして各部屋の換気をする集中型があります。
第2種換気
給気にファンを使って強制換気をして、排気は自然換気をするタイプです。
室内の気圧が屋外よりも高くなるので、室内に塵やホコリなどが入りにくくなります。
そのため、病院の手術室や精密機器の製造工場などで採用される方式です。
一般の住宅でこの方式を採用すると、壁内結露が起こりやすいなど、問題が多く、ほとんど採用されていません。
第3種換気
給気は自然給気で、排気にファンを使って強制換気するタイプです。
24時間換気システムにより、計画通り換気させるためには、色々な知識やノウハウが必要です。
ちなみにアルルホームズは第三種換気が標準仕様となっております。
換気とはとても難しいもので、換気量が少なすぎると、健康に悪く、逆に多すぎると、冷暖房のロスが大きくなってしまいます。
そのため、熱のロスを少なくするために全熱交換器という換気設備も存在します。こちら排気する空気から「熱」と「湿気」を給気する空気に戻します。
しかし、全熱交換器は、湿気と一緒に匂いも戻してしまいます。
ですから、24時間換気システムで、全熱交換器を採用する場合は別に匂いの発生するトイレと、大量の水蒸気が発生するお風呂は局所換気にしなくてはなりません。
24時間換気システムの理想としては、居室で給気して、水廻りで排気するのが良いのですが、全熱交換器ではそれができません。
また、忘れてはいけないのが、構造が複雑な機械は故障の可能性も高くなり、メンテナンスの費用も最初に計算にいれておきましょうね。
昼のミートソースをワイシャツにつけてしまった河野暁史です。
家に帰ったらすぐに洗濯したいですよね。
だけど、雨が降っているので、室内干しだと部屋に湿気もこもるし・・・
今日のお話は家の中を快適に保つための換気についてお話をします。
建築基準法では、24時間換気システムで必要な換気量は2時間に1回家中の空気が入れ替わる換気量を確保しなければならないと定められています。
24時間換気システムとは、住宅の建材に室内の空気をファンなどの機械を使って、計画的に入れ替え、常に新鮮な空気を維持するためのシステムです。
住宅の高気密化や使用建材に含まれる化学物質の発生にともない、シックハウス症候群の増加が問題になりました。
そこで、2003年に建築基準法が改正され、24時間換気システムを設置することが義務づけられました。
一般的に24時間換気システムの方式には↓図の3種類の方法があります。
第1種換気
給気と排気の両方にファンを使って、強制的に換気するタイプです。
単純に、小型の壁掛けファンを使った分散型のものから、給気と排気は1か所で行い、ダクトを伸ばして各部屋の換気をする集中型があります。
第2種換気
給気にファンを使って強制換気をして、排気は自然換気をするタイプです。
室内の気圧が屋外よりも高くなるので、室内に塵やホコリなどが入りにくくなります。
そのため、病院の手術室や精密機器の製造工場などで採用される方式です。
一般の住宅でこの方式を採用すると、壁内結露が起こりやすいなど、問題が多く、ほとんど採用されていません。
第3種換気
給気は自然給気で、排気にファンを使って強制換気するタイプです。
24時間換気システムにより、計画通り換気させるためには、色々な知識やノウハウが必要です。
ちなみにアルルホームズは第三種換気が標準仕様となっております。
換気とはとても難しいもので、換気量が少なすぎると、健康に悪く、逆に多すぎると、冷暖房のロスが大きくなってしまいます。
そのため、熱のロスを少なくするために全熱交換器という換気設備も存在します。こちら排気する空気から「熱」と「湿気」を給気する空気に戻します。
しかし、全熱交換器は、湿気と一緒に匂いも戻してしまいます。
ですから、24時間換気システムで、全熱交換器を採用する場合は別に匂いの発生するトイレと、大量の水蒸気が発生するお風呂は局所換気にしなくてはなりません。
24時間換気システムの理想としては、居室で給気して、水廻りで排気するのが良いのですが、全熱交換器ではそれができません。
また、忘れてはいけないのが、構造が複雑な機械は故障の可能性も高くなり、メンテナンスの費用も最初に計算にいれておきましょうね。
Posted by 河野暁史(かわのさとし) at 20:22│コメント・相談(0)│家づくりに無駄なお金をかけないために
コメントフォーム