こんにちは!
明日は大雨警報や突風がふくとのことで、明日・明後日の見学会が少し不安な河野暁史(かわの さとし)です。

今日は『ベストの住宅ローンの金利と返済方法とは』というお話をします。

住宅金融支援機構による民間住宅ローンを取扱う金融機関に対して行われたアンケートによると、平成21年度の金利タイプ別貸出実績の実に36.7%の方が変動金利を選択しており、その割合は年々高まってきているようです。

しかし、住宅ローンとは長い付き合いをするものです。

私は変動ではなく、返済計画の立てやすい固定タイプをおススメします。

また、この金利タイプの選択と並び、悩みどころになるのが返済方法と返済期間です。今回は返済方法について考えてみましょう。

返済方法に関しては「元金均等」と「元利均等」という2種類があります。それぞれ中身としては以下のようになります。

元金均等返済
住宅ローンの元本(元金)を毎月一定額返済する方法。元本が多い当初は利息が多いので、毎月の住宅ローン返済額が多く、元本が減るにしたがって利息が減り、毎月の住宅ローン返済額も減っていくのが特徴。

元利均等返済
住宅ローンの元本と利息を合計した毎月の住宅ローン返済額が一定になるように調整された返済方法。当初は毎月の住宅ローン返済額に占める利息の割合が多いことから、元本返済のスピードが緩やかで、返済が進むにしたがって元本返済のスピードが速まっていく。




慎重な人や堅実な人であれば、なるべく早く返済したいものですし、「最初は苦しく、後でだんだん楽になっていく」というのは響きとしては悪くありませんが、「元金均等」は当初の返済金額が多くなることから、相対的に審査も厳しくなります。

また銀行によっては「元利均等」返済の住宅ローンしか提供していない場合も多いですね。現実的にはやはり「元利一定」返済を前提として返済計画を組みましょう。

返済方法の次のポイントは「ボーナス返済」の活用についてです。ボーナスはサラリーマンの方なら通常6月と12月ですね。このボーナスを見込んで、6月と12月に返済金額を増やすのが「ボーナス返済」です。これを利用するかどうかは借り入れの時に決めないといけません。


以前はボーナスの支給額は、夏と冬をあわせて4ヶ月程度というのが相場でしたが、長期的な構造不況の影響を受けて今では横並びの支給を全く期待できなくなりましたね。

公務員の方などは除き、特に製造業や輸出企業、金融業などは最近、景気によって業績が大きく変動することが多いですね。いきなりボーナスが0、というのは少ないかもしれませんが、業績に連動してボーナスも大きく減額されることは大企業でも珍しくなくなりました。

そのような状況ですから、やはり住宅ローンの返済をボーナスに依存するのはとても危険です。

万が一、ボーナスが0になってしまうと、家計が火の車になってしまいます。

今の時代は「ボーナス返済は利用しない」のが良いというのが私の考えです。


そしてもしボーナスが出れば、無かったものと思って旅行に行く・・・のではなく、無かったものと思って全額、住宅ローンの繰上返済に回しましょう。


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